クラウドバックアップとは、社内のパソコンやサーバーにあるデータの複製を、インターネット経由で社外のデータセンターに保管する仕組みです。オンラインバックアップとも呼ばれます。ここでは仕組みと料金の考え方、選ぶときの比較ポイントを整理します。
仕組み:どこで何が起きているのか
- パソコン側のプログラムが、対象データを決められたタイミングで読み取る
- データを暗号化し、インターネット経由でクラウドサーバーへ送る
- クラウド側で世代ごとに保管する(例:最新30回分)
- 復元時は、指定した時点のデータを取り出してパソコンへ戻す
利用者が意識するのは「パソコンの電源を入れておくこと」だけで、機器の増設もサーバー管理も不要です。
社内バックアップとの違い
| 社内(外付けHDD・NAS) | クラウド | |
|---|---|---|
| 災害・盗難 | 同時に失う | 離れた場所に残る |
| ランサムウェア | 接続中なら巻き込まれる | 巻き込まれにくい |
| 復元の速さ | 速い | 回線速度に依存 |
| 手間 | 媒体の管理・交換が必要 | 自動化しやすい |
| 初期費用 | 機器の購入が必要 | 機器不要 |
どちらが上という話ではなく、役割が違います。両方あるのが最も安全です(3-2-1ルール)。
料金の考え方
クラウドバックアップの料金は、一般に「保管するデータ量」「世代数(保管期間)」「対象台数」で決まります。比較するときは月額の数字だけでなく、次を確認してください。
- 復元(リストア)に別途費用がかからないか
- 世代(何回分・何日分)はいくつ保管されるか
- サポート窓口に復元を依頼できるか、自分で作業する必要があるか
- 対象データの範囲(業務システムのデータが含まれるか)
汎用のクラウドストレージにファイルを置く方法は安価ですが、業務システムのデータベースを正しく取得・復元できるかは別問題です。整備システムのデータを守る目的なら、そのシステムに対応した仕組みを使うのが確実です。
自動車整備業で選ぶときのポイント
- 親機を起動しておくだけで自動取得されるか(人が操作しない)
- 複数世代が残るか(ランサムウェア・破損対策)
- パソコン入れ替え時にそのまま復元できるか
- 困ったときに日本語のサポート窓口へ相談できるか
日本カーネットのクラウドバックアップ機能(30日分)は、整備システムのデータを対象に、親機を起動しておくだけで自動取得し、最新30回分を保管します。導入の可否や費用は、ご利用中の構成をお聞きしたうえでご案内しています。
整備システムのデータ、いまのバックアップで戻せますか
日本カーネットでは、自動車整備システムをお使いの工場さま向けに、親機を起動しておくだけで自動的にクラウドサーバーへ保存するクラウドバックアップ機能(30日分)をご用意しています。現在の保存先・頻度・世代数をお聞きし、どこにリスクが残っているかを無料でご説明します。
クラウドバックアップの仕組み・導入前チェックリスト・料金の考え方は 自動車整備ソフトのクラウドバックアップ 完全ガイド でまとめています。