バックアップの頻度はどのくらい必要?1日1回で足りるのかを整備工場目線で考える

「バックアップはどのくらいの頻度で取ればよいですか?」というご質問をよくいただきます。答えは業種や規模で変わりますが、考え方はひとつです。前回のバックアップからの差分が、そのまま失う可能性のある作業量になる——これだけです。

頻度ごとに「最悪どれだけ失うか」

頻度 最悪で失う量 整備工場での影響
月1回 最大1か月 実質的に再入力不能。事業への打撃が大きい
週1回 最大1週間 1週間分の受付・見積・請求・入金を打ち直し
1日1回 最大1日 当日分のみ。紙の伝票が残っていれば復旧可能
1日複数回 数時間 実務上ほぼ影響なし

整備システムのデータは毎日更新されるため、1日1回以上が現実的な最低ラインです。

頻度より先に決めるべき2つのこと

1. 自動かどうか

「毎日取る」と決めても、繁忙期や決算期には必ず抜けます。人が覚えている必要がある運用は、いずれ止まります。親機を起動しておくだけで自動取得される仕組みにすれば、頻度は勝手に守られます。

2. 世代が残るかどうか

毎日取っていても、同じファイルに上書きしているだけなら世代は1つです。データ破損やウイルス感染に数日気付かなければ、残っているのは壊れたコピーだけになります。最新30回分を保管しておけば、健全だった時点に戻せます。

「取れているつもり」を防ぐリストア確認

年に1度でよいので、実際に復元できるかを確認してください。媒体が寿命を迎えていた、保存先のパスが変わって数か月止まっていた、というのはよくある話です。バックアップは取ることではなく、戻せることが目的です。

頻度・世代・保存先はセットで考える

頻度だけ上げても、保存先が事務所内の外付けHDD1台だけでは、水害や盗難で同時に失われます。保存先の選び方3-2-1ルールもあわせてご確認ください。

整備システムのデータ、いまのバックアップで戻せますか

日本カーネットでは、自動車整備システムをお使いの工場さま向けに、親機を起動しておくだけで自動的にクラウドサーバーへ保存するクラウドバックアップ機能(30日分)をご用意しています。現在の保存先・頻度・世代数をお聞きし、どこにリスクが残っているかを無料でご説明します。

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クラウドバックアップの仕組み・導入前チェックリスト・料金の考え方は 自動車整備ソフトのクラウドバックアップ 完全ガイド でまとめています。

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